お部屋に素敵な鳥の絵を飾りたいけれど、風水における鳥の絵の扱いが気になる、と感じていませんか。鳥の絵が風水的にどのような意味を持つのか、また、鳥の絵を飾る場所はどこがいいのか、悩む方もいらっしゃるかもしれませんね。
風水と鳥の絵の関係性は奥深く、飾る方角によっても意味合いが変わってくると言われます。鳥の絵と風水的な方角の相性を知ることで、より効果的に運気を呼び込むことができるかもしれません。特に、家の顔である玄関に鳥の絵を飾る場合の風水のポイントは、多くの方が気になるところでしょう。
この記事では、そんな疑問にお答えすべく、風水における鳥の絵の意味やもたらす効果、鳥の種類による違い、おすすめの飾り場所や方角、そして飾る際の注意点まで、詳しく解説していきます。この記事を読めば、安心してご自宅に鳥の絵を取り入れ、心地よい空間づくりと運気アップに繋げることができるはずです。
- 風水における鳥の絵が持つ基本的な意味と効果
- 鳥の種類や飾る方角によって変わる運気アップのポイント
- リビングや玄関など場所ごとのおすすめな飾り方と注意点
- 絵画を飾る際に共通する風水の基本ルールと心構え
風水で見る鳥の絵の効果と意味
- 鳥の絵は風水的にどんな効果が?
- 幸運を運ぶ?鳥モチーフの意味
- 鳥の種類で変わる風水の意味
- 風水で動物の絵は飾っていいの?
- 3羽の鳥は三角関係を招く?
鳥の絵は風水的にどんな効果が?
風水の世界において、鳥が描かれた絵画は、一般的に人間関係や様々な「ご縁」を引き寄せる効果が期待できるアイテムと考えられています。 なぜなら、鳥は自由に空を飛び、遠くまで移動できる存在であることから、良い知らせや人との繋がり、新たなチャンスなどを運んできてくれる象徴とされているためです。飾ることによって、生活の中にポジティブなエネルギーを呼び込む手助けとなると言えるでしょう。
例えば、仕事で新しい取引先との出会いを求めている場合や、プライベートで良好な人間関係を築きたい場合に、鳥の絵が良い影響を与えてくれるかもしれません。鳥が持つ軽やかさや自由さが、停滞している状況に変化をもたらすきっかけとなることも期待されます。 また、鳥の種類によっても期待される効果が異なると考えられています。
<h4>鳥の種類による効果の違い</h4>
- ニワトリ:嫌な噂をついばむとされ、対人関係の円満化を助けると言われます。
- 小鳥(雀や文鳥など):良い知らせや幸運のニュースを運んでくる使いとされています。
- つがいの鳥:生涯連れ添う種類の鳥もいるため、夫婦円満やパートナーシップの安定を象徴します。
ただ、鳥の絵に関する風水の解釈は、実に様々です。 一部の考え方では、鳥の数が3羽だと三角関係を示唆するため避けるべき、という意見も見受けられます。しかし、これを「夫婦と子供」の幸福な姿と捉えるのであれば問題ないと考えることもできます。 さらに、絵画が持つ風水的な影響力は限定的であり、過度に心配する必要はない、という見解も少なくありません。風水で推奨される飾り方や方角も大切ですが、それ以上に重要なのは、飾る本人がその絵を見て「心地よいか」「好きか」と感じることです。ご自身の直感や感性を信じることが、良い結果につながる場合が多いでしょう。
幸運を運ぶ?鳥モチーフの意味
鳥のモチーフが風水で「幸運を運ぶ」と言われるのには、いくつかの理由があります。 最も大きな理由は、鳥が大空を自由に、そして遠くまで飛んでいく姿にあります。この姿が、物理的な制約や境界を越えて、良い知らせ、良縁、チャンスといったポジティブなものを運んでくるイメージと結びついているのです。
風水では、特定の方角が持つ意味とモチーフを結びつけて考えることがあります。 例えば、東南の方角は「風」の気を持ち、人との縁やコミュニケーションを司るとされています。鳥は、まさにこの「風」に乗ってやってくる使者のような存在と見なされ、良縁(恋愛や結婚)、仕事の発展につながる出会いなどを運んでくると考えられています。 また、西の方角は「金」の気を象徴し、豊かさや楽しみごとに関連します。ここに鳥(特に丸みを帯びた鳥や、金の意味合いを持つ酉=ニワトリなど)のモチーフを置くことで、金運の上昇や恋愛における喜びを引き寄せるとも言われているのです。
このように、鳥は様々な形の幸運と結びつけられています。 日常でよく見かける雀や文鳥のような小さな鳥たちは、身近な良い知らせや嬉しいニュースをもたらす存在として親しまれています。一方、一生を同じ相手と過ごす習性を持つ鳥は、夫婦円満や変わらぬ愛情の象徴として、結婚運を高めたい場合に選ばれることがあります。
鳥のモチーフは絵画に限りません。置物も風水アイテムとして活用されます。 特に、鳥が鳥かごに入っているデザインは、「幸運を取り込む」「良い気を逃さない」といった意味合いで縁起が良いとされることもあります。
しかし、注意点もあります。単に鳥のモチーフを飾れば自動的に幸運が舞い込む、というわけではありません。風水では「形」や「見た目の印象」も重視されるため、どのような鳥が描かれているか、どのような雰囲気を持っているかが大切になります。 何よりも、飾る人自身がそのモチーフを見て、心が和んだり、ポジティブな気持ちになったりすることが重要です。ご自身の感性に響く、お気に入りの鳥のモチーフを選ぶことが、結果として良い運気を呼び込む鍵となるでしょう。
鳥の種類で変わる風水の意味
風水において鳥の絵が持つ意味合いは、描かれている鳥の種類によって異なると考えられています。それぞれの鳥が持つ習性や、古くから伝わるイメージが、風水的な解釈と結びついているためです。ご自身の願いや目的に合わせて、特定の種類の鳥が描かれた絵を選ぶ際の参考にしてみてください。
代表的な鳥の種類と風水的意味
- ニワトリ: 風水では、ニワトリは人間関係の円満化に役立つとされます。特に、嫌な噂話やネガティブな評判を「ついばんでくれる」と考えられています。また、十二支の「酉(とり)」は五行の「金」に属し、西の方角と関連が深いため、西側にニワトリの絵や置物を飾ると金運アップにもつながると言われます。
- 雀・カモ・文鳥など(小鳥、集まる鳥): これらの鳥は、良い知らせや吉報を運んでくる幸運の使者とされています。特に、群れで集まる習性のある鳥は、多くの友人との出会いや活発な交流を象徴し、「友達運」を高めると考えられます。人との縁や情報が行き交う「東南」の方角に飾るのがおすすめです。
- つがいで描かれる鳥(オシドリなど): オシドリのように一生を同じパートナーと添い遂げる鳥は、夫婦円満や貞節、安定したパートナーシップの象徴とされます。結婚運を高めたい場合や、夫婦仲をより良くしたい場合に適しています。家庭運を司る「南西」の方角に飾ると良いでしょう。
- 鳳凰(ほうおう): 中国の神話に登場する伝説の鳥である鳳凰は、非常に強力なエネルギーを持つとされ、成功や繁栄、地位の向上などを象徴します。才能開花や人気運アップにも関わる「南」の方角に飾るのが最適とされています。
- フクロウ: 「不苦労(ふくろう)」や「福来郎(ふくろう)」などの語呂合わせから、招福のシンボルとして人気があります。また、夜目が利くことから先見の明や知恵を象徴し、学業運アップにもつながると言われます。美容や健康運にも良い影響があるとされています。
このように、鳥の種類によって様々な意味合いがあります。どの鳥を選ぶかは、ご自身がどのような運気を高めたいか、そして何より、その鳥の絵を見て心地よいと感じるかどうかで決めるのが良いでしょう。
風水で動物の絵は飾っていいの?
風水の考え方では、家の中に動物の絵を飾ることについて、少し注意が必要な場合があります。一般的には、動物の絵は空間の「気」を散らしてしまう可能性があるため、積極的には推奨されないこともあります。動物の持つ強いエネルギーが、かえって住まいの気の流れを乱してしまうことがあると考えられているからです。特に、人物画と同様に「視線」を感じるような絵は、風水で「殺気(さっき)」と呼ばれる良くない気を発し、住む人の運気を吸い取ってしまう可能性も指摘されています。
しかし、これは全ての動物の絵に当てはまるわけではありません。 古くから縁起が良いとされ、幸運をもたらすシンボルと考えられている特定の動物については、例外的に飾ることで良い効果が期待できるとされています。
縁起が良いとされる動物の例
- 龍: 全体運を強力にアップさせ、邪気を払うとされます。玄関を入って右側に飾るのが良いと言われます。
- 虎: 悪い気を浄化し、家を守る力があるとされます。玄関を入って左側や、東の方角に飾るのがおすすめです。
- 象: 安定感や信頼の象徴であり、学業運や仕事運アップに繋がるとされます。特に北東に飾ると良いでしょう。
- 金魚: 金運上昇や厄除けの効果があるとされます。北や西の方角と相性が良いです。
- 鯉: 滝を登る姿から出世運、また子孫繁栄や長寿の象徴でもあります。
- 蛙: 「お金が返る」「福が返る」などの語呂合わせから、金運や商売繁盛にご利益があるとされます。
- 兎: 飛躍や発展、良い情報の入手、縁結び、子宝、魔除けなど多くの効果が期待されます。東の方角と好相性です。
- 梟: 招福、金運、学業運のシンボルです。
- 鳥: 前述の通り、良い知らせや縁を運ぶ幸運の象徴です。
これらの縁起の良い動物であっても、飾り方には注意が必要です。例えば、龍と獅子(ライオン)を同じ場所に飾るのは避けた方が良いとされています。また、絵画全体の雰囲気が暗かったり、争いや悲しみを感じさせるようなものは、たとえ縁起の良い動物が描かれていても避けるべきでしょう。描いた画家の評判や、絵が持つエネルギー(陰陽)を考慮する考え方もあります。 最終的には、ご自身の直感を大切にし、見ていて心地よく、ポジティブな気持ちになれる動物の絵を選ぶことが重要です。
3羽の鳥は三角関係を招く?
鳥の絵に描かれている数が「3羽」だと、恋愛における三角関係を引き起こす可能性がある、という風水上の説が一部で語られることがあります。結婚運や恋愛運を高めたいと考えている方にとっては、少し気になる話かもしれません。
しかし、この説は風水の解釈の一つに過ぎず、必ずしも全てのケースに当てはまるわけではありません。過度に心配する必要はないと考えられます。 その主な理由として、風水の考え方や流派は非常に多様であり、一つのモチーフに対する解釈が複数存在することが挙げられます。3羽の鳥についても、否定的な見方がある一方で、全く異なるポジティブな解釈も存在します。
例えば、3羽の鳥を「父・母・子」といった円満な家庭の象徴として捉えることもできます。もしご自身がそのように感じ、絵を見て温かい気持ちになるのであれば、その解釈を大切にする方が良いでしょう。 また、「鳥の数は多ければ多いほど良い」という、3羽を全く問題視しない考え方もあります。
さらに、風水においては、絵画一枚が持つ運勢への影響力は限定的である、という意見も多く聞かれます。特に、現代の風水では、間取りや方位、周辺環境といった大きな要素を重視する傾向があり、インテリアの小物一つで運気が劇的に変わるわけではないと考える専門家もいます。 むしろ、風水的な吉凶を気にしすぎるあまり、本来好きで飾りたい絵を我慢したり、不安な気持ちで過ごしたりすることの方が、かえって運気を下げてしまう可能性もあります。
大切なのは、その絵を見てご自身がどう感じるか、ということです。もし3羽の鳥の絵を見て、最初に「素敵だな」「癒されるな」といったポジティブな印象を受けたのであれば、その直感を信じるのが一番です。後から知った風水の説に過度に振り回される必要はありません。 風水に関する情報は、特にインターネット上では様々なものが溢れています。中には根拠の曖昧なものや、特定の商品の販売に結びつけられた情報も含まれるため、一つの説に固執せず、ご自身の感性を大切にしながら、心地よい空間づくりを楽しむことをおすすめします。
風水に基づいた鳥の絵の飾り方
☀️『朝の一つだけ開運風水』
🌈たくさんの鳥の絵で運気アップ⤴️✨
鳥は良いことをもたらしてくれる幸運の印です❤️風水では沢山の鳥がいればいつもいい知らせや昇進のチャンスを引き寄せてくれると考えます❣️
沢山の鳥の絵や写真を集めて居間の南の壁にかけておくとよいでしょう💖🌈✨🍀 pic.twitter.com/AnSgc7nguD— 秘伝風水・姓名判断・四柱推命/まゆ(松丘麻佑) (@matsuokamayu8) April 16, 2022
- 鳥の絵を飾る場所はどこがいい?
- 鳥の絵と風水で見る方角の相性
- 玄関に鳥の絵を飾る風水の注意点
- リビングに鳥の絵を飾るポイント
- 東側に鳥の絵を飾るのは発展運?
- 風水では鳥の置物も効果的?
- 絵画を飾る際の風水の基本
鳥の絵を飾る場所はどこがいい?
鳥の絵を飾るのに最適な場所は、一概にここが良いと言い切れるものではなく、どのような運気を向上させたいか、また、お持ちの鳥の絵がどのような種類や雰囲気かによって変わってきます。風水では、家の中の場所ごとに異なるエネルギーが流れており、それぞれ司る運気が違うと考えられているためです。いくつかの代表的な場所について、鳥の絵を飾る際の考え方をご紹介します。
まず考えられるのはリビングです。家族が集い、団らんの時間を過ごすリビングは、家の中心的なスペースと言えます。ここに鳥の絵を飾ることは、家庭内のコミュニケーションを円滑にしたり、明るく楽しい雰囲気を醸成したりするのに役立つでしょう。鳥の種類によってもたらされる効果の違いを考慮し、例えば人間関係の円満を願うならニワトリの絵をリビングの西側に、多くの友人との交流や良い情報を望むなら集まる鳥の絵を東南側に飾る、といった選択も考えられます。
次に、玄関も鳥の絵を飾る場所としてよく挙げられます。玄関は家全体の運気の入り口であり、外からのエネルギーを取り込む重要なポイントです。ここに「良い知らせ」や「縁」を運ぶとされる鳥の絵を飾ることで、幸運を呼び込む効果が期待できます。ただし、玄関は気の出入りが激しい場所でもあるため、飾り方にはいくつかの注意点が存在します。これについては、後の「玄関に鳥の絵を飾る風水の注意点」で詳しく触れます。
寝室に飾る場合はどうでしょうか。寝室は心身を休め、リラックスするためのプライベートな空間です。そのため、飾る絵も穏やかで心が安らぐような雰囲気のものが適しています。夫婦関係の円満を願うのであれば、仲睦まじいつがいの鳥が描かれた絵を飾るのも良い選択です。特に、家庭運や安定を司る南西の方角に寝室がある場合、相性が良いとされます。ただ、人によっては絵の視線が気になって落ち着かないという場合もあるかもしれません。もし気になるようでしたら、飾る場所を変えるか、視線を感じさせない構図の絵を選ぶなどの工夫をすると良いでしょう。
このほか、家全体から見て特定の方角にあたる部屋やスペースに飾る方法もあります。例えば、良縁や情報運を高めたいなら東南、金運や恋愛の喜びを望むなら西、といった具合に、目的の運気を司る方角に鳥の絵を飾ることで、その効果をピンポイントで高めることを目指します。
どの場所に飾るにしても、風水的な意味合いだけでなく、その空間の用途やインテリアとの調和を考えることが大切です。そして何よりも、ご自身がその場所に鳥の絵を飾ることを「心地よい」「しっくりくる」と感じられるかどうかが重要になります。また、絵を飾る際は、目線の高さに合わせて飾り、傾いたりしないように水平に保つといった基本的な飾り方のマナーも、気の流れを整える上で意識したいポイントです。
鳥の絵と風水で見る方角の相性
風水では鳥の絵を南東の方角に飾ると問題が解決すると聞いたので、南東に鳥の絵を飾ったら、描かれてる鳥がなんとなくダサいという別の問題が即発生した pic.twitter.com/0BXCD7m5LI
— ママたぬき【公式アカウント】 (@mamtanuki) January 27, 2021
風水において、どの方角に何を飾るかというのは、運気を左右する重要な要素と考えられています。鳥の絵も例外ではなく、飾る方角とその方角が持つエネルギー(五行など)との相性によって、期待できる効果が変わってきます。ご自身がどのような運気を特に高めたいのかを考えながら、鳥の絵を飾る方角を選んでみるのはいかがでしょうか。
各方角が持つ主な意味合いと、鳥の絵との一般的な相性について、以下にまとめます。
- 東(五行:木): 仕事運、健康運、発展運、成長運を司ります。朝日が昇るエネルギーに満ちた方角です。羽ばたいている鳥や、若々しく元気なイメージの鳥の絵は、新しいことへの挑戦や仕事の成功を後押ししてくれるでしょう。
- 東南(五行:木): 縁結び、結婚運、人間関係、情報、信用といった運気と深く関わります。「風」を象徴し、良い知らせや縁が舞い込んでくるとされるため、鳥のモチーフとの相性は抜群です。小鳥やたくさんの鳥が集まる絵は、良縁や人とのスムーズなコミュニケーション、有益な情報を引き寄せる助けとなります。
- 南(五行:火): 人気運、美容運、才能開花、知性、名誉などを象徴します。情熱的で明るいエネルギーを持つ方角です。伝説の鳥である鳳凰や、鮮やかな色彩で描かれた鳥の絵などが、自己表現や社会的な成功をサポートします。
- 南西(五行:土): 家庭運、健康運、安定、結婚運、不動産運を司ります。「大地」や「母」を象徴し、物事を育み安定させる力があります。仲睦まじいつがいの鳥の絵は、夫婦円満や穏やかで安定した家庭生活をもたらすと言われています。
- 西(五行:金): 金運、恋愛運、楽しみごと、商売運に関係します。豊かさや喜び、収穫を象徴する方角です。金運と関連の深いニワトリ(酉)や、丸みを帯びた可愛らしい鳥、金色や黄色が効果的に使われている鳥の絵などが、金銭的な豊かさや恋愛の楽しみを引き寄せる手助けとなるでしょう。
- 北西(五行:金): 出世運、事業運、主人運、援助運、勝負運などを司ります。一家の主やリーダー、目上の人からの引き立てなどに関わる重要な方角です。そのため、威厳のある鳥や、力強く飛翔する姿を描いた絵などが、仕事での成功や社会的な地位向上を願う場合に適しています。
- 北(五行:水): 愛情運、信頼関係、貯蓄運、子宝、健康(特に水に関わる部分)を司ります。静かで落ち着いたエネルギーを持つ方角です。水辺にいる鳥や、寄り添うペアの鳥の絵などが、深い愛情や子宝、財産を守り育む力をサポートするとされます。
- 北東(五行:土): 変化、貯蓄運、学業運、不動産運、相続などに関係します。一般的に「鬼門」と呼ばれ、変化のエネルギーが強い方角ですが、現状を打破したい場合や新しい知識を吸収したい場合には重要な意味を持ちます。落ち着いた雰囲気の鳥や、知性を象徴するフクロウなどの絵が良い影響を与えるかもしれません。
これはあくまで風水における一般的な考え方の一例です。流派による解釈の違いや、それぞれの家の状況、飾る絵画の具体的な内容によって最適な判断は異なります。方角の持つ意味を参考にしつつも、お部屋全体のバランスやご自身の直感を大切にしながら、最適な場所を選んでみてください。
玄関に鳥の絵を飾る風水の注意点
玄関は、家の中に良い運気を招き入れるための大切な入り口です。「幸運を運ぶ」とされる鳥の絵を玄関に飾ることは、良い知らせや良縁を呼び込むために効果的な方法の一つと考えられます。しかし、玄関は外部と内部の気が交錯するデリケートな場所でもあるため、絵の飾り方にはいくつかの注意点があります。適切な方法で飾らないと、かえって運気の流れを滞らせてしまう可能性もあるため、以下のポイントを押さえておきましょう。
まず、最も避けたいのが玄関ドアを開けて真正面に絵を飾ることです。この位置は、外から入ってくる気が最も強くぶつかる場所とされています。ここに障害物となる絵画があると、良い気がスムーズに家の中へ流れ込むのを妨げてしまう可能性があります。また、家の中から外へ出ていってほしい悪い気を排出する妨げにもなりかねません。風水では、玄関の真正面には基本的に物を置かない方が良いとされています。
では、どこに飾るのが良いかというと、玄関を入って左右どちらかの壁が基本となります。左右の壁であれば、気の流れを直接的に妨げることなく、絵の持つポジティブなエネルギーを空間に取り入れることができます。
左右どちらが良いかについては、風水の一つの考え方として、玄関を入って右側を「青龍(せいりゅう)」、左側を「白虎(びゃっこ)」と呼ぶものがあります。青龍は活動や発展、白虎は守護や静寂を象徴するとされ、一般的には青龍のエネルギーを優位に保つ方が家全体の運気が活性化すると考えられています。この考え方に基づけば、右側の壁(青龍位)に絵を飾るのがより効果的である、と言えます。ただし、これは絶対的なルールではありませんので、家の構造やデザインに合わせて、飾りやすい方を選んでも問題ありません。
また、一部の風水では、玄関に人物や特定の動物(ペットなど)の絵を飾ると、その存在を家から「追い出す」作用が働くため避けるべき、という考え方もあります。鳥の絵がこれに厳密に当てはまるかは解釈が分かれるところですが、もし少しでも気になるようでしたら、玄関以外の場所、例えばリビングなどに飾ることを検討するのも一つの方法です。
さらに、飾る絵の大きさや雰囲気も重要です。玄関のスペースに対して絵が大きすぎると、圧迫感が出てしまい、気の流れにも良くありません。壁面の広さとのバランスを見て、適切なサイズの絵を選びましょう。そして、玄関は訪れる人が最初に目にする場所であり、家の第一印象を決めます。暗い色調や、寂しさ、争いなどを感じさせる雰囲気の絵は避け、明るく前向きな気持ちになれるような、爽やかな鳥の絵を選ぶことを心がけてください。
これらの点に注意して、鳥の絵を玄関に飾り、良い気をたくさん呼び込みましょう。加えて、絵を飾るだけでなく、玄関スペースを常に整理整頓し、清潔に保ち、明るい照明で照らすことも、良い運気を維持するために非常に大切です。
リビングに鳥の絵を飾るポイント
新作✨鳳凰✨
お花🌸の絵🎨が専門ですが、鳳凰🐥も描いて見ました。
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いい気の流れで、穏やかに幸せに日々暮らしたいですね❣️ #新作#鳳凰#幸運#鳥#フェニックス#アート pic.twitter.com/HqbjGFuX8D
— メアリー・カドガキ (@MaryCadogaki) March 12, 2018
リビングは家族が集まってくつろいだり、お客様をもてなしたりする、家の中でも中心となる大切な空間です。ここに鳥の絵を飾ることは、空間に彩りを与えるだけでなく、風水的にも良い効果をもたらすと考えられています。リビングに鳥の絵を飾る際のポイントをいくつかご紹介します。
まず、最も大切なことは、飾る絵を見てリビングで過ごす人が「心地よい」「気分が明るくなる」と感じられるかどうかです。風水的な効果を期待するあまり、好みではない絵を無理に飾っても、かえってストレスを感じてしまうかもしれません。ご自身やご家族が気に入った、ポジティブな気持ちになれる鳥の絵を選ぶことを基本としましょう。
その上で、風水的な観点を取り入れるなら、鳥の絵はリビングにおいて「人気運」や「コミュニケーション運」を高めるのに役立つとされています。鳥が持つ「縁を運ぶ」「情報をもたらす」といった意味合いが、人が集まるリビングのエネルギーと調和し、活気や円滑な交流を促すと考えられているのです。
どのような鳥の絵を選ぶか、またリビングのどこに飾るかによっても、期待できる効果が変わってきます。 例えば、人間関係の円満を願うなら、嫌な噂をついばんでくれるとされるニワトリの絵をリビングの西側に飾るのがおすすめです。 また、たくさんの友人との交流を楽しみたい場合は、雀やカモなど、鳥が集まっている様子の絵を東南側に飾ると良いでしょう。これは「友達運」を高める効果が期待できます。
リビングに窓がない、あるいは窓が小さくて日当たりが悪い場合、鳥が描かれた明るい風景画などを飾ることで、空間に陽の気を取り込み、「窓」のような役割を果たしてくれることもあります。絵を通じて、閉塞感を和らげ、明るく開放的な雰囲気をもたらすことができるのです。
飾る位置については、家の中心人物(例えば家長)がよく座る場所の背後の壁に鳥の絵を飾ると、その人の運気をサポートしてくれると言われます。
ただし、リビングに飾るのを避けた方が良いとされる絵もあります。例えば、全体的に暗い色調で描かれた絵、見ていると孤独や悲しみを感じさせるような絵、戦争や争いの場面を描いた絵などは、家族が集まる明るい空間には不向きです。また、風水では、滝や荒々しい水辺など、大量の水を描いた絵は財運が流れ出てしまう象徴とされることがあるため、リビングに飾る際は注意が必要です。
これらのポイントを参考に、ご自宅のリビングに合った素敵な鳥の絵を見つけ、心地よい空間づくりと運気アップに役立ててみてください。
東側に鳥の絵を飾るのは発展運?
ご自宅の東側に鳥の絵を飾ることは、風水的に見て「発展運」を高める効果が期待できると考えられます。特に、未来に向かって羽ばたいていくような、動きのある鳥の絵などが適していると言えるでしょう。
その理由は、東という方角が持つ意味合いと、鳥の持つ象徴性が良く調和するためです。 東は、一日の始まりである太陽が昇る方角です。このことから、風水では東を「成長」「発展」「新しい始まり」「若さ」「チャレンジ精神」などを象徴するエネルギーに満ちた方角と捉えます。五行では「木」の気に属し、草木が芽吹き、伸びていくような勢いを表します。
一方、鳥は「飛躍」や「自由」、そして遠くまで情報を伝える「メッセンジャー」としての意味合いを持ちます。この鳥の持つイメージが、東の持つ「成長」や「発展」のエネルギーと組み合わさることで、物事を前進させる力強い後押しとなると考えられるのです。 特に、空に向かって羽ばたいている鳥の姿は、昇る太陽のイメージとも重なり、「発展運」をより効果的に高めてくれる可能性があります。
具体的に、東側に鳥の絵を飾ることがどのような状況に良い影響を与えるかというと、例えば以下のような場合が考えられます。
- 何か新しい事業やプロジェクトを始めたばかりで、それを成功させたいとき
- 仕事で昇進やキャリアアップを目指しているとき
- 勉強や資格取得など、自己成長に取り組んでいるとき
- 小さなお子さんが健やかに、すくすくと成長してほしいと願うとき
このように、現状から一歩前へ進みたい、何かを育てていきたい、という場合に、東側に飾る鳥の絵が良いサポート役となってくれるかもしれません。
東側は「木」の気を持つため、色としては緑や青と相性が良く、モチーフとしては植物や森林、穏やかな水辺などが適しています。もし鳥の絵を選ぶ際に、背景にこれらの要素が含まれているものを選ぶと、さらに東のエネルギーを高める相乗効果が期待できるでしょう。
一般的に、鳥の絵は金運や恋愛運に関連する「西」や、良縁を司る「東南」に飾ることが推奨されるケースも多いですが、東側に飾ることで「発展運」という異なる側面からの良い効果を期待することができます。東側に鳥の絵を飾ることによる明確なデメリットは、特にないとされています。
もちろん、方角や意味合いも大切ですが、最終的にはご自身がその絵を見て、前向きな気持ちになれるか、心地よいと感じるかが最も重要です。ご自身の直感を信じて、東という希望に満ちた方角に、お気に入りの鳥の絵を飾ってみてはいかがでしょうか。
風水では鳥の置物も効果的?
風水において、鳥のモチーフが良い運気を呼び込むとされるのは、絵画だけではありません。鳥の置物も同様に、幸運を引き寄せる効果的なアイテムとして活用することができます。立体的な存在である置物は、空間にエネルギーを与え、絵画とはまた違った形で良い影響をもたらしてくれると考えられています。
鳥の置物に期待される主な効果は、絵画と同様に、良い知らせや良縁、円滑な人間関係などです。自由に飛び回る鳥のイメージから、人との交流をスムーズにし、社交性を高めるサポートをしてくれるとも言われます。
置く場所としては、まず玄関が挙げられます。玄関は外からの気を取り入れる入り口ですので、ここに鳥の置物を置くことで、良い知らせや幸運なご縁を家の中に呼び込む効果が期待できます。その際は、鳥の顔を出入り口(外)に向けて置くと良いとされています。 また、人との縁やコミュニケーションを司る「東南」の方角も、鳥の置物を飾るのに非常に適した場所です。ここに置くことで、恋愛や仕事など、様々な面での良い出会いを引き寄せる助けとなるでしょう。 さらに、金運や恋愛の喜びを高めたい場合は、「西」の方角に飾るのも良い選択です。特に丸みを帯びたデザインの鳥や、ニワトリ(酉)の置物などが、西の持つ豊かさのエネルギーと調和すると言われます。
どのような鳥の置物を選ぶかもポイントです。絵画と同じように、小鳥は良いニュース、つがいの鳥は夫婦円満やパートナーシップの安定といった意味合いがあります。知恵や学業運、招福の象徴とされるフクロウの置物も人気があります。ご自身の願いに合わせて選んでみてください。 少しユニークなものとしては、鳥が鳥かごに入っているデザインの置物もあります。これは、「幸運を取り込む」「良い気を逃さない」といった意味で、縁起が良いとされることがあります。
置く際には、可能であればペア(つがい)で置くと、より安定したエネルギーが得られ、パートナーシップ運を高める効果も期待できると言われます。
ただし、鳥の置物を飾る際にはいくつか注意したい点もあります。まず、素材やデザインが安っぽく感じられたり、欠けや汚れがあったりするものは避けましょう。見ていて心が和む、愛着を持てるような、質の良いものを選ぶことが大切です。 そして、置いたら置きっぱなしにするのではなく、ホコリがたまらないように定期的にきれいにすることが重要です。ホコリは気の流れを滞らせ、逆効果になってしまう可能性があります。感謝の気持ちを込めて、大切に扱いましょう。 もし、置物を置くスペースがないという場合は、ハンカチや靴下、アクセサリーなど、日常的に身につけるアイテムに鳥のモチーフを取り入れることでも、同様の効果が期待できます。
絵画を飾る際の風水の基本
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上品な鶴は長寿と永遠の愛を表します❤️
鶴の群を描いた絵は、風水の図柄としては有名です。
風水で鶴は上質で平和な暮らしを表す幸運のシンボルです💖✨ pic.twitter.com/xnrpnwjdsn
— 秘伝風水・姓名判断・四柱推命/まゆ(松丘麻佑) (@matsuokamayu8) May 12, 2022
風水を取り入れて絵画を飾る際には、どのような絵を選ぶか、どこに飾るかといった点に加えて、基本的な飾り方のルールも意識することが大切です。これらの基本を守ることで、絵画が持つポジティブなエネルギーを最大限に引き出し、空間の気の流れをより良く整えることができます。鳥の絵に限らず、あらゆる絵画を飾る際に共通するポイントとして押さえておきましょう。
まず、絵画を飾る「高さ」です。風水では、絵画は人の目線の高さに合わせて飾るのが基本とされています。立って鑑賞したときに、自然に視界に入るくらいの高さが理想的です。一般的には、床から絵の中心までが130cm~160cm程度の高さが目安となります。低すぎる位置や高すぎる位置、あるいは床に直接置くような飾り方は、気の流れを乱したり、絵のエネルギーをうまく活かせなかったりする可能性があるため、あまり推奨されません。
次に、絵画が「水平」に飾られているかを確認しましょう。絵が傾いた状態で飾られていると、風水では「家が傾く」といった不安定な状態を象徴し、家運の低下を招く恐れがあるとされています。飾る際には、水準器を使うなどして、きちんと水平になっているかを確認することが大切です。
飾る壁面と絵画の「大きさのバランス」も考慮したい点です。壁に対して絵画が大きすぎると圧迫感が出てしまい、逆に小さすぎると寂しい印象になってしまいます。空間全体の調和を考え、壁の面積に対して適切なサイズの絵画を選びましょう。厳密なルールはありませんが、壁の面積の1割程度の大きさが目安の一つとされることもあります。
絵画を飾る際の「フレーム(額縁)」選びもポイントです。フレームには絵画を保護する役割がありますが、風水的には、あまりに華美で装飾過多なものは、絵画本体のエネルギーを損なったり、空間の気を乱したりする可能性があると考えられています。絵画や飾る部屋の雰囲気に合った、シンプルで主張しすぎないデザインのフレームを選ぶのがおすすめです。最近では、モダンな空間に合わせてフレームなしでキャンバスをそのまま飾るスタイルも増えています。
最後に、最も大切な基本とも言えるのが、「定期的なメンテナンス」です。絵画を飾ったらそのままにせず、ホコリがたまらないように定期的にお手入れをしましょう。ホコリは風水では悪い気を溜め込む原因とされ、見た目にも良くありません。また、絵画自体の劣化を防ぐためにも、清潔な状態を保つことは重要です。絵画に感謝の気持ちを持ち、大切に扱う心がけが良い運気を呼び込みます。
これらの基本的なルールは、難しいものではありません。少し意識するだけで、絵画を飾る効果を高めることができます。風水のルールに縛られすぎることなく、楽しみながら、心地よい空間づくりの一環として絵画を取り入れてみてください。
総括:風水で見る鳥の絵の効果とは?方角別の飾り方と注意点も解説
この記事をまとめると、
- 風水で鳥の絵は良い知らせや縁、チャンスを運ぶ象徴である
- ニワトリは人間関係円満、小鳥は吉報、つがいは夫婦円満を示すとされる
- 鳳凰は成功や繁栄、フクロウは招福や知恵のシンボルである
- 3羽の鳥に関する三角関係説もあるが、気にしすぎる必要はない
- 動物の絵は基本的に推奨されないが、鳥など縁起の良い動物は例外だ
- 鳥モチーフは特に東南(縁・情報)、西(金運・恋愛)の方角と好相性である
- 鳥の置物も絵画と同様に風水的な効果が期待できる
- リビングに飾る鳥の絵は人気運やコミュニケーション運を高める
- 玄関に飾る際は真正面を避け、左右の壁に飾るのが基本だ
- 寝室には穏やかな雰囲気やつがいの鳥の絵が適している
- 東側に飾る羽ばたく鳥の絵は発展運アップに繋がる
- 絵画は目線の高さに、傾かないよう水平に飾ることが大切だ
- 壁との大きさのバランスやシンプルな額縁選びもポイントである
- 絵画は定期的にホコリを払い、清潔に保つことで効果を維持できる
- 風水の解釈以上に、自身が心地よいと感じる絵を選ぶことが最も重要だ